巻き爪治療
当院では巻き爪の患者さんに対し、新しい矯正治療を行っております。
巻き爪とは?
爪の端が内側に向かって強く巻き込んだ状態を「巻き爪」と言います。
足の親指によく見られ、爪が皮膚に当たって痛みを生じることが多いです。
ただし、爪が巻いていても痛みがない場合もあります。
矯正治療とは?
現在、巻き爪に対して行われている治療は「矯正治療」が中心です。
矯正器具を使って爪を本来の形に近づけることにより、爪が皮膚を圧迫・刺激するのを防ぎ、痛みや炎症が起こらないようにする治療法です。
施術直後から痛みが取れる場合もあり、巻き爪治療としては第一選択となります。
矯正治療に適した方
足の爪が過度にわん曲している患者さんが対象となります。
まず爪幅を測定し、適したサイズの矯正器具を選び、装着します。
(爪の状態によりましては、装着いただけない場合もございます。例:爪周囲に炎症を伴う方、深爪の方、爪がもろい方、爪の厚さが薄い方など)
矯正治療は爪を切ったり、はがしたりしませんので、ほぼ痛みを伴わず、麻酔の必要はありません。
外用薬を併用します
矯正器具の装着と併用して、巻き爪に対し外用薬を使用します。
専用の薬剤を使用することで一時的に爪をやわらかくするため、治療期間を短縮し、さらに再発しにくくする治療法です。
この外用薬は、塗布してから約24時間後に洗い流します。
矯正治療の経過イメージ
治療開始から約1週間~1ヶ月程度にて、治療効果を確認し、矯正器具の取り外しが可能か判断していきます。
- 足の痛みがない状態であること
- 爪の形を正常に保つこと
この2つが目指す一般的なゴールです。
痛みがなくなり、わん曲が改善されるまでは治療を継続しましょう。
日常生活の注意点
矯正治療中は、爪に大きな負荷がかかるスポーツ・運動(水泳、サッカーなど)はできる限り控えてください。
矯正器具が外れやすくなります。
治療費について
この矯正治療は「自費診療」(保険外診療)となります。
治療費につきましては、お問い合わせください。